第21回TTT PPTQロンドン2019結果報告
2018年11月6日 Magic: The Gathering11/4(日)に青馬堂書店矢向店にてPPTQラヴニカの献身2019を開催いたしました。
今回も55名と多くの方にご参加いただきまして、スイスラウンド6回戦+SE3回戦で進行致しました。
デッキ分布は以下のようになりました。
16BGx Midrange (14 Golgari, 1 Abzan, 1 Sultai)
6 Jeskai Control
3 Esper Control
2 Grixis Control
1 Sultai Control
7 GWx Midrange (3 Selesnya Mid, 3 Selesnya Token, 1 Abzan Token)
5 Boros Aggro (2 Angel , 2 Midrange, 1 Token)
4 Drake (3 Jeskai, 1 Izzet)
3 Izzet Phoenix
2 Mono Red
1 Rainbow Lich
1 Jeskai Angel
1 Jund Midrange
1 Mono U
1 Rakdos Burn
1 Naya Unsealing
Golgari系とコントロールが半数を占め、残りをBoros,Izzet,Selesnyaとその他というメタゲームでした。
DimirはテフェリーというAzorius所属でもなんでもないカードのせいで、かなり影が薄くなってしまっていますね。
さて、ではこの中でTOP8に残ったデッキとそのリストを紹介していきましょう。
TOP 8
2 Golgari Midrange
2 Selesnya Token
1 Jund Midrange
1 Sultai Control
1 Jeskai Control
1 Jeskai Angel
TOP8には母数の多かったGolgariはもちろんですが、様々なデッキが入賞する形となりました。
目を引くのは《ゴブリンの鎖回し》と《席次》のシナジーを取り入れたJundでしょうか。
マナベースがまだ脆弱ながらほぼ赤単の構成でメタを読んでうまくチューンしてきたように思えます。
ただ、この中で決勝に進んだのはスイスラウンド5位でGolgariをお使いのサトウさんと、7位でSelesnya Tokenをお使いのヨシモリさんでした。
こちらの様子のハイライトを掲載します。
◆Game1
先攻は上位のサトウからでお互いに7枚のハンドをキープ。
サトウは《森》から《ラノワールのエルフ》と順調にスタートし、ヨシモリは《寺院の庭》をタップイン。
2t目に3マナアクションで攻め立てるかと思ったがセットランドは《愚蒙の記念像》。
ヨシモリの返す《善意の騎士》でひとまず抑え込まれる。
サトウ2t目こそ失速したが、3t目の《ウルザの後継、カーン》で除去の乏しいトークンデッキにプレッシャーをかける。
+能力で次なる《ラノワールのエルフ》を手札に加えた。
しかしヨシモリこれには盤面を広げて押し潰そうと《ベナリア史》をプレイ。
サトウは4t目に《カーン》でまた+をして《森》《秘宝探究者、ヴラスカ》が捲れて《森》を手札に加えるが、盤面に展開したのは先ほどの《ラノワールのエルフ》のみとクリーチャーは貧弱。
ヨシモリは今のうちに《カーン》を攻め落とそうと、《ベナリアの軍司令》を戦場に加えて総攻撃するが、騎士トークンに《ブラスカの侮辱》を撃ち込まれて阻まれる。
そしてヨシモリ4t目での土地セットは無し。
サトウは生き残った《カーン》の-能力で《ヴラスカ》を回収。そのまま唱えて-能力で《軍司令》を破壊する。
PW2体を並べられてしまったヨシモリだが、返すターンで《ベナリア史》の第Ⅲ章能力が誘発して、《ヴラスカ》だけは撃破する。
さらにヨシモリは2枚目となる《ベナリア史》を追加して盤面を固めていくが、4枚目の土地はおけず。
強力なPWを失ったサトウだが、《ゴルガリの拾売人》でその《ヴラスカ》を回収し、さらに《野茂み歩き》を追加。
《カーン》が手札に加え続けるのは依然土地だが、そのおかげでアクションが途切れることがない。
アドバンテージの供給源となる《カーン》を攻め落とそうと、ヨシモリは2枚目となる《軍司令》を追加し、カーンに総攻撃。
サトウはカーンを諦め、騎士トークン2体を《拾売人》、《エルフ》*2と《野茂み歩き》で討ち取ることを選択。
サトウは回収した《ヴラスカ》を再度展開し、《軍司令》を破壊。
ヨシモリはまたしても出てきた《ブラスカ》を速やかに落としたいところだが今度の攻撃は《拾売人》と《エルフ》に阻まれてしまう。
続けて《トカートリの儀仗兵》と《軍団の上陸》を展開するが、少し遅かった上に土地も未だに3枚で止まっている。
宝物含め10マナと潤沢にあるサトウは《最古再誕》と《ビビアン・リード》を展開し、《殺戮の暴君》を手札に加える。
《ヴラスカ》+で海賊トークンも並べ、盤面を盤石にしていく。
8t目にしてようやく4枚目の土地を引けたヨシモリは、《暴君への敵対者、アジャニ》を出して、+で《トカートリの儀仗兵》と《善意の騎士》を強化。
そのまま《ヴラスカ》へ攻撃するが、またもチャンプブロックで阻まれる。
サトウは《最古再誕》《ビビアン》《ブラスカ》とそれぞれカウンターを増やし、《殺戮の暴君》と《ラノワールのエルフ》の3枚目を戦場に追加する。
《殺戮の暴君》の前に攻撃を阻まれてしまったヨシモリは《豊潤の声、シャライ》を唱えて、《アジャニ》の能力を先ほどと同じように起動。
サトウは《最古再誕》第Ⅲ章能力で《カーン》を戦場に加え、《ビビアン》で《シャライ》を破壊し、2枚目の《最古再誕》を唱えると、ヨシモリも圧倒的盤面の不利を悟ったのか投了した。
サトウ 1-0 ヨシモリ
◆Game2
今度はサトウがマリガンから6枚でスタート。
1t目はお互い土地を置くのみ。
2t目にヨシモリは《善意の騎士》を、サトウは《マーフォークの枝渡り》をプレイし、探険は《野茂み歩き》を墓地に。
3t目ヨシモリは《ベナリア史》で攻め、対するサトウは《愚蒙の記念像》を置くのみ。
ヨシモリこのゲームは淀みなく《平地》を置き続け、さらに《シャライ》を追加して苛烈に攻め立てる。
サトウはこのターンも沼を置くのみでターンを終えた。
《ベナリア史》の第Ⅲ章能力が誘発して一気にライフを削りに行くが、ここはサトウも《シャライ》に《侮辱》を当てて凌ぐ。
ここで一旦攻撃の手が休まったヨシモリは《平地》を置くのみでターンを返す。
すると返す手でサトウの《黄金の死》が盤面を一掃した。
盤面の攻め手は失ってしまったが、順調に《平地》を置き続けたヨシモリは《不滅の太陽》を着地させる。
これにサトウも《殺戮の暴君》で対抗。
ヨシモリの2枚のドローから《希望の夜明け》と《軍司令》を追加。
サトウは《暴君》で攻撃し、《拾売人》から《枝渡り》で横に並べていく。
《暴君》のプレッシャーを押し退けたいヨシモリだが、このターンは《トカートリの儀仗兵》を置くのみ。
さらに悪いことにサトウが《打ち壊すブロントドン》を引き当て、《不滅の太陽》を破壊されてしまう。
攻め手もアドバンテージ源も失ってしまったヨシモリはこのターンでのアクションはなし。
サトウはこの隙にと《秘宝探究者、ヴラスカ》で《希望の夜明け》を破壊。
これには対応して起動することで前のターンともあわせてトークンを2体とする。
ヨシモリはなんとしても《ヴラスカ》を除去したいところだが、強固なブロッカーの前に戦闘は無理と判断したか、《イクサランの束縛》で処理する。
しかしサトウこれには《採取》から《ブロントドン》と《野茂み歩き》を回収すると、即座に《ブロントドン》が《束縛》を破壊し、そのまま-能力で《軍司令》をも破壊。
ここぞとばかりに攻めたて《暴君》の攻撃でライフを6にする。
ヨシモリはここまでコンスタントに土地を置き続けていたが、それはすべて《平地》。
緑マナが念願だったのか《寺院の庭》をショックインし、ライフを4にしてまでフルオープンでターンを返す。
サトウもこれには首を傾げたが、《暴君》と《拾売人》で致死量のアタックを宣言。
するとヨシモリから飛び出してきたのはX=8の《大集団の行進》。
サトウのライフも10とこれだけのトークンがあれば十分危険域。
1ターン早ければと思うが、そうも言っていられず《暴君》に対して生成されたすべての兵士トークンでブロックに回る。
ヨシモリはとりあえずライフを9としてサトウの《暴君》を討ち取った。
サトウは《ヴラスカ》で海賊トークンを生成してターンを譲った。
ヨシモリはこの《ヴラスカ》を再度《イクサランの束縛》で縛り上げ、《アジャニ》をも追加してまた攻勢に転じる。
しかしサトウは《束縛》を《暗殺者の戦利品》で、《アジャニ》を《侮辱》であっさり対応すると、またも忠誠度が増えて帰ってきた《ヴラスカ》で《トカートリ》を破壊し、《翡翠光のレインジャー》を追加。
《野茂み歩き》が誘発してライフを18まで回復すると、《ビビアン》を捲ってそのままに。
ライフも盤面も余裕のできたサトウは残るクリーチャーで総攻撃。
ヨシモリもこの攻撃はブロックして耐えたが、次のドローを確認するとゆっくり右手を差し出した。
サトウ 2-0 ヨシモリ
というわけで、見事優勝してRPTQ参加権利を勝ち取ったプレイヤーはサトウケイスケさんでした。
おめでとうございます!
決勝は不利な相手ながらも相手の土地事故という形が少し影響したように思いますが、これもまたマジックでしょう。
逆に言うと土地事故しながらも善戦したSelesnya TokenもGolgariに強いデッキとして今後見かけることになるかもしれません。
今回で青馬堂書店様で開催させていただくPPTQも最後となってしまいました。
次回以降のイベントは未定ではございますが、決まりましたらまたご参加いただければと思います。
今まで青馬堂書店様でPPTQにご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
また、今回は中の人の都合で結果報告が遅くなってしまって大変申し訳ございませんでした。
本当はPT前に上げようと思っていたのですが…
今回も55名と多くの方にご参加いただきまして、スイスラウンド6回戦+SE3回戦で進行致しました。
デッキ分布は以下のようになりました。
16BGx Midrange (14 Golgari, 1 Abzan, 1 Sultai)
6 Jeskai Control
3 Esper Control
2 Grixis Control
1 Sultai Control
7 GWx Midrange (3 Selesnya Mid, 3 Selesnya Token, 1 Abzan Token)
5 Boros Aggro (2 Angel , 2 Midrange, 1 Token)
4 Drake (3 Jeskai, 1 Izzet)
3 Izzet Phoenix
2 Mono Red
1 Rainbow Lich
1 Jeskai Angel
1 Jund Midrange
1 Mono U
1 Rakdos Burn
1 Naya Unsealing
Golgari系とコントロールが半数を占め、残りをBoros,Izzet,Selesnyaとその他というメタゲームでした。
DimirはテフェリーというAzorius所属でもなんでもないカードのせいで、かなり影が薄くなってしまっていますね。
さて、ではこの中でTOP8に残ったデッキとそのリストを紹介していきましょう。
TOP 8
2 Golgari Midrange
2 Selesnya Token
1 Jund Midrange
1 Sultai Control
1 Jeskai Control
1 Jeskai Angel
■スイスラウンド1位:Kagami Hajime,[Golgari Midrange]「Trubo-Karn」
6 《沼/Swamp》
8 《森/Forest》
4 《草むした墓/Overgrown Tomb》
4 《森林の墓地/Woodland Cemetery》
22 Lands
4 《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
4 《僧帽地帯のドルイド/Druid of the Cowl》
4 《マーフォークの枝渡り/Merfolk Branchwalker》
4 《翡翠光のレインジャー/Jadelight Ranger》
3 《貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra》
2 《ゴルガリの拾売人/Golgari Findbroker》
3 《殺戮の暴君/Carnage Tyrant》
24 Creatures
1 《喪心/Cast Down》
1 《暗殺者の戦利品/Assassin’s Trophy》
3 《ヴラスカの侮辱/Vraska’s Contempt》
2 《採取+最終/Find+Finality》
3 《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》
2 《ビビアン・リード/Vivien Reid》
2 《秘宝探究者、ヴラスカ/Vraska, Relic Seeker》
14 Others
60 Mainboard
2 《打ち壊すブロントドン/Thrashing Brontodon》
2 《貪る死肉あさり/Deathgorge Scavenger》
4 《強迫/Duress》
1 《喪心/Cast Down》
2 《黄金の死/Golden Demise》
1 《アルゲールの断血/Arguel’s Blood Fast》
1 《最古再誕/The Eldest Reborn》
1 《垂直落下/Plummet》
1 《採取+最終/Find+Finality》
15 Sideboard
■スイスラウンド2位:Kawase Takeshi,[Selesnya Token]「山田軍団の上陸」
9 《平地/Plains》
4 《森/Forest》
4 《寺院の庭/Temple Garden》
4 《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove》
1 《オラーズカの拱門/Arch of Orazca(RIX)》
22 Lands
3 《アダントの先兵/Adanto Vanguard》
2 《善意の騎士/Knight of Grace》
3 《協約の魂、イマーラ/Emmara, Soul of the Accord》
2 《豊潤の声、シャライ/Shalai, Voice of Plenty》
2 《不和のトロスターニ/Trostani Discordant》
12 Creatures
3 《苗木の移牧/Saproling Migration》
4 《大集団の行進/March of the Multitudes》
4 《開花+華麗/Flower+Flourish》
4 《軍団の上陸/Legion’s Landing》
4 《ベナリア史/History of Benalia》
4 《議事会の裁き/Conclave Tribunal》
1 《不滅の太陽/The Immortal Sun》
2 《暴君への敵対者、アジャニ/Ajani, Adversary of Tyrants》
26 Others
3 《トカートリの儀仗兵/Tocatli Honor Guard》
2 《黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer》
1 《一斉検挙/Citywide Bust》
1 《残骸の漂着/Settle the Wreckage》
2 《希望の夜明け/Dawn of Hope》
2 《封じ込め/Seal Away》
1 《イクサランの束縛/Ixalan’s Binding》
2 《殺戮の暴君/Carnage Tyrant》
1 《ビビアン・リード/Vivien Reid》
15 Sideboard
■スイスラウンド3位:Iida Ryunosuke,[Sultai Control]
1 《島/Island》
1 《沼/Swamp》
1 《森/Forest》
4 《湿った墓/Watery Grave》はk
4 《草むした墓/Overgrown Tomb》
4 《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》
4 《森林の墓地/Woodland Cemetery》
4 《内陸の湾港/Hinterland Harbor》
2 《探知の塔/Detection Tower》
25 Lands
2 《殺戮の暴君/Carnage Tyrant》
2 Creatures
2 《否認/Negate》
2 《本質の散乱/Essence Scatter》
3 《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
2 《渇望の時/Moment of Craving》
2 《喪心/Cast Down》
4 《思考消去/Thought Erasure》
4 《暗殺者の戦利品/Assassin’s Trophy》
1 《殺害/Murder》
2 《薬術師の眼識/Chemister’s Insight》
4 《ヴラスカの侮辱/Vraska’s Contempt》
2 《煤の儀式/Ritual of Soot》
2 《アズカンタの探索/Search for Azcanta》
1 《死者の宝箱/Dead Man’s Chest》
2 《秘宝探究者、ヴラスカ/Vraska, Relic Seeker》
33 Others
3 《正気泥棒/Thief of Sanity》
2 《否認/Negate》
3 《強迫/Duress》
1 《黄金の死/Golden Demise》
2 《押し潰す梢/Crushing Canopy》
4 《ゴルガリの女王、ヴラスカ/Vraska, Golgari Queen》
15 Sideboard
■スイスラウンド4位:Takami Yuta,[Jund Midrange]
14《山/Mountain》
1 《草むした墓/Overgrown Tomb》
4 《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit》
4 《根縛りの岩山/Rootbound Crag》
1 《燃え殻の痩せ地/Cinder Barrens》
1 《森林の地溝/Timber Gorge》
25 Lands
4 《凶兆艦隊の向こう見ず/Dire Fleet Daredevil》
4 《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》
4 《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》
4 《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》
16 Creatures
4 《稲妻の一撃/Lightning Strike》
4 《溶岩コイル/Lava Coil》
4 《席次+石像/Status+Statue》
2 《採取+最終/Find+Finality》
2 《宝物の地図/Treasure Map》
3 《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》
19 Others
4 《軍勢の戦親分/Legion Warboss》
4 《ショック/Shock》
2 《焦熱の連続砲撃/Fiery Cannonade》
2 《苦悩火/Banefire》
2 《宝物の地図/Treasure Map》
1 《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》
15 Sideboard
■スイスラウンド5位:Satou Keisuke,[Golgari Midrange]
4 《沼/Swamp》
9 《森/Forest》
4 《草むした墓/Overgrown Tomb》
4 《森林の墓地/Woodland Cemetery》
2 《愚蒙の記念像/Memorial to Folly》
23 Lands
4 《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
2 《野茂み歩き/Wildgrowth Walker》
4 《マーフォークの枝渡り/Merfolk Branchwalker》
4 《翡翠光のレインジャー/Jadelight Ranger》
2 《真夜中の死神/Midnight Reaper》
2 《貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra》
2 《ゴルガリの拾売人/Golgari Findbroker》
2 《殺戮の暴君/Carnage Tyrant》
22 Creatures
2 《暗殺者の戦利品/Assassin’s Trophy》
4 《ヴラスカの侮辱/Vraska’s Contempt》
2 《採取+最終/Find+Finality》
2 《最古再誕/The Eldest Reborn》
2 《ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza》
2 《ビビアン・リード/Vivien Reid》
1 《秘宝探究者、ヴラスカ/Vraska, Relic Seeker》
15 Others
60 Mainboard
1 《野茂み歩き/Wildgrowth Walker》
2 《打ち壊すブロントドン/Thrashing Brontodon》
2 《貪る死肉あさり/Deathgorge Scavenger》
1 《殺戮の暴君/Carnage Tyrant》
4 《強迫/Duress》
2 《黄金の死/Golden Demise》
1 《死の重み/Dead Weight》
1 《アルゲールの断血/Arguel’s Blood Fast》
1 《ファイレクシア教典/Phyrexian Scriptures》
15 Sideboard
■スイスラウンド6位:Noto Jun,[Jeskai Control]「テフェリーと愉快な仲間達」
1 《平地/Plains》
3 《島/Island》
3 《山/Mountain》
4 《蒸気孔/Steam Vents》
4 《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
4 《氷河の城砦/Glacial Fortress》
4 《硫黄の滝/Sulfur Falls》
4 《断崖の避難所/Clifftop Retreat》
27 Lands
4 《弾けるドレイク/Crackling Drake》
4 Creatures
2 《中略/Syncopate》
2 《本質の散乱/Essence Scatter》
2 《溶岩コイル/Lava Coil》
2 《裁きの一撃/Justice Strike》
4 《イオン化/Ionize》
4 《轟音のクラリオン/Deafening Clarion》
1 《残骸の漂着/Settle the Wreckage》.
4 《薬術師の眼識/Chemister’s Insight》
2 《発展+発破/Expansion+Explosion》
2 《アズカンタの探索/Search for Azcanta》
4 《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》
29 Others
2 《黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer》
2 《パルン、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Parun》
3 《否認/Negate》
2 《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
1 《溶岩コイル/Lava Coil》
1 《神聖の発動/Invoke the Divine》
1 《残骸の漂着/Settle the Wreckage》
1 《浄化の輝き/Cleansing Nova》
2 《絶滅の星/Star of Extinction》
15 Sideboard
■スイスラウンド7位:Yoshimori Sho,[Selesnya Token]「Autumn Leaves」
11《平地/Plains》
3 《森/Forest》
4 《寺院の庭/Temple Garden》
4 《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove》
22 Lands
3 《善意の騎士/Knight of Grace》
4 《茨の副官/Thorn Lieutenant》
2 《トカートリの儀仗兵/Tocatli Honor Guard》
4 《ベナリアの軍司令/Benalish Marshal》
2 《豊潤の声、シャライ/Shalai, Voice of Plenty》
2 《不和のトロスターニ/Trostani Discordant》
17 Creatures
3 《大集団の行進/March of the Multitudes》
3 《開花+華麗/Flower+Flourish》
1 《確証+確立/Assure+Assemble》
2 《軍団の上陸/Legion’s Landing》
4 《ベナリア史/History of Benalia》
4 《議事会の裁き/Conclave Tribunal》
2 《暴君への敵対者、アジャニ/Ajani, Adversary of Tyrants》
2 《ビビアン・リード/Vivien Reid》
21 Others
1 《トカートリの儀仗兵/Tocatli Honor Guard》
3 《秋の騎士/Knight of Autumn》
3 《黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer》
2 《形成師の聖域/Shapers’ Sanctuary》
1 《希望の夜明け/Dawn of Hope》
2 《イクサランの束縛/Ixalan’s Binding》
1 《魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass》
2 《不滅の太陽/The Immortal Sun》
15 Sideboard
■スイスラウンド8位:Ogawa Yusuke,[Jeskai Angel]
5 《平地/Plains》
1 《島/Island》
1 《山/Mountain》
3 《蒸気孔/Steam Vents》
4 《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
4 《氷河の城砦/Glacial Fortress》
3 《硫黄の滝/Sulfur Falls》
4 《断崖の避難所/Clifftop Retreat》
25 Lands
3 《善意の騎士/Knight of Grace》
4 《輝かしい天使/Resplendent Angel》
3 《正義の模範、オレリア/Aurelia, Exemplar of Justice》
1 《艦の魔道士、ラフ・キャパシェン/Raff Capashen, Ship’s Mage》
2 《豊潤の声、シャライ/Shalai, Voice of Plenty》
3 《黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer》
16 Creatures
3 《裁きの一撃/Justice Strike》
1 《火による戦い/Fight with Fire》
3 《イオン化/Ionize》
3 《轟音のクラリオン/Deafening Clarion》
2 《薬術師の眼識/Chemister’s Insight》
4 《ベナリア史/History of Benalia》
3 《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》
19 Others
2 《苦悩火/Banefire》
3 《否認/Negate》
2 《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
1 《裁きの一撃/Justice Strike》
1 《火による戦い/Fight with Fire》
1 《轟音のクラリオン/Deafening Clarion》
2 《残骸の漂着/Settle the Wreckage》
2 《浄化の輝き/Cleansing Nova》
1 《イクサランの束縛/Ixalan’s Binding》
15 Sideboard
TOP8には母数の多かったGolgariはもちろんですが、様々なデッキが入賞する形となりました。
目を引くのは《ゴブリンの鎖回し》と《席次》のシナジーを取り入れたJundでしょうか。
マナベースがまだ脆弱ながらほぼ赤単の構成でメタを読んでうまくチューンしてきたように思えます。
ただ、この中で決勝に進んだのはスイスラウンド5位でGolgariをお使いのサトウさんと、7位でSelesnya Tokenをお使いのヨシモリさんでした。
こちらの様子のハイライトを掲載します。
◆Game1
先攻は上位のサトウからでお互いに7枚のハンドをキープ。
サトウは《森》から《ラノワールのエルフ》と順調にスタートし、ヨシモリは《寺院の庭》をタップイン。
2t目に3マナアクションで攻め立てるかと思ったがセットランドは《愚蒙の記念像》。
ヨシモリの返す《善意の騎士》でひとまず抑え込まれる。
サトウ2t目こそ失速したが、3t目の《ウルザの後継、カーン》で除去の乏しいトークンデッキにプレッシャーをかける。
+能力で次なる《ラノワールのエルフ》を手札に加えた。
しかしヨシモリこれには盤面を広げて押し潰そうと《ベナリア史》をプレイ。
サトウは4t目に《カーン》でまた+をして《森》《秘宝探究者、ヴラスカ》が捲れて《森》を手札に加えるが、盤面に展開したのは先ほどの《ラノワールのエルフ》のみとクリーチャーは貧弱。
ヨシモリは今のうちに《カーン》を攻め落とそうと、《ベナリアの軍司令》を戦場に加えて総攻撃するが、騎士トークンに《ブラスカの侮辱》を撃ち込まれて阻まれる。
そしてヨシモリ4t目での土地セットは無し。
サトウは生き残った《カーン》の-能力で《ヴラスカ》を回収。そのまま唱えて-能力で《軍司令》を破壊する。
PW2体を並べられてしまったヨシモリだが、返すターンで《ベナリア史》の第Ⅲ章能力が誘発して、《ヴラスカ》だけは撃破する。
さらにヨシモリは2枚目となる《ベナリア史》を追加して盤面を固めていくが、4枚目の土地はおけず。
強力なPWを失ったサトウだが、《ゴルガリの拾売人》でその《ヴラスカ》を回収し、さらに《野茂み歩き》を追加。
《カーン》が手札に加え続けるのは依然土地だが、そのおかげでアクションが途切れることがない。
アドバンテージの供給源となる《カーン》を攻め落とそうと、ヨシモリは2枚目となる《軍司令》を追加し、カーンに総攻撃。
サトウはカーンを諦め、騎士トークン2体を《拾売人》、《エルフ》*2と《野茂み歩き》で討ち取ることを選択。
サトウは回収した《ヴラスカ》を再度展開し、《軍司令》を破壊。
ヨシモリはまたしても出てきた《ブラスカ》を速やかに落としたいところだが今度の攻撃は《拾売人》と《エルフ》に阻まれてしまう。
続けて《トカートリの儀仗兵》と《軍団の上陸》を展開するが、少し遅かった上に土地も未だに3枚で止まっている。
宝物含め10マナと潤沢にあるサトウは《最古再誕》と《ビビアン・リード》を展開し、《殺戮の暴君》を手札に加える。
《ヴラスカ》+で海賊トークンも並べ、盤面を盤石にしていく。
8t目にしてようやく4枚目の土地を引けたヨシモリは、《暴君への敵対者、アジャニ》を出して、+で《トカートリの儀仗兵》と《善意の騎士》を強化。
そのまま《ヴラスカ》へ攻撃するが、またもチャンプブロックで阻まれる。
サトウは《最古再誕》《ビビアン》《ブラスカ》とそれぞれカウンターを増やし、《殺戮の暴君》と《ラノワールのエルフ》の3枚目を戦場に追加する。
《殺戮の暴君》の前に攻撃を阻まれてしまったヨシモリは《豊潤の声、シャライ》を唱えて、《アジャニ》の能力を先ほどと同じように起動。
サトウは《最古再誕》第Ⅲ章能力で《カーン》を戦場に加え、《ビビアン》で《シャライ》を破壊し、2枚目の《最古再誕》を唱えると、ヨシモリも圧倒的盤面の不利を悟ったのか投了した。
サトウ 1-0 ヨシモリ
◆Game2
今度はサトウがマリガンから6枚でスタート。
1t目はお互い土地を置くのみ。
2t目にヨシモリは《善意の騎士》を、サトウは《マーフォークの枝渡り》をプレイし、探険は《野茂み歩き》を墓地に。
3t目ヨシモリは《ベナリア史》で攻め、対するサトウは《愚蒙の記念像》を置くのみ。
ヨシモリこのゲームは淀みなく《平地》を置き続け、さらに《シャライ》を追加して苛烈に攻め立てる。
サトウはこのターンも沼を置くのみでターンを終えた。
《ベナリア史》の第Ⅲ章能力が誘発して一気にライフを削りに行くが、ここはサトウも《シャライ》に《侮辱》を当てて凌ぐ。
ここで一旦攻撃の手が休まったヨシモリは《平地》を置くのみでターンを返す。
すると返す手でサトウの《黄金の死》が盤面を一掃した。
盤面の攻め手は失ってしまったが、順調に《平地》を置き続けたヨシモリは《不滅の太陽》を着地させる。
これにサトウも《殺戮の暴君》で対抗。
ヨシモリの2枚のドローから《希望の夜明け》と《軍司令》を追加。
サトウは《暴君》で攻撃し、《拾売人》から《枝渡り》で横に並べていく。
《暴君》のプレッシャーを押し退けたいヨシモリだが、このターンは《トカートリの儀仗兵》を置くのみ。
さらに悪いことにサトウが《打ち壊すブロントドン》を引き当て、《不滅の太陽》を破壊されてしまう。
攻め手もアドバンテージ源も失ってしまったヨシモリはこのターンでのアクションはなし。
サトウはこの隙にと《秘宝探究者、ヴラスカ》で《希望の夜明け》を破壊。
これには対応して起動することで前のターンともあわせてトークンを2体とする。
ヨシモリはなんとしても《ヴラスカ》を除去したいところだが、強固なブロッカーの前に戦闘は無理と判断したか、《イクサランの束縛》で処理する。
しかしサトウこれには《採取》から《ブロントドン》と《野茂み歩き》を回収すると、即座に《ブロントドン》が《束縛》を破壊し、そのまま-能力で《軍司令》をも破壊。
ここぞとばかりに攻めたて《暴君》の攻撃でライフを6にする。
ヨシモリはここまでコンスタントに土地を置き続けていたが、それはすべて《平地》。
緑マナが念願だったのか《寺院の庭》をショックインし、ライフを4にしてまでフルオープンでターンを返す。
サトウもこれには首を傾げたが、《暴君》と《拾売人》で致死量のアタックを宣言。
するとヨシモリから飛び出してきたのはX=8の《大集団の行進》。
サトウのライフも10とこれだけのトークンがあれば十分危険域。
1ターン早ければと思うが、そうも言っていられず《暴君》に対して生成されたすべての兵士トークンでブロックに回る。
ヨシモリはとりあえずライフを9としてサトウの《暴君》を討ち取った。
サトウは《ヴラスカ》で海賊トークンを生成してターンを譲った。
ヨシモリはこの《ヴラスカ》を再度《イクサランの束縛》で縛り上げ、《アジャニ》をも追加してまた攻勢に転じる。
しかしサトウは《束縛》を《暗殺者の戦利品》で、《アジャニ》を《侮辱》であっさり対応すると、またも忠誠度が増えて帰ってきた《ヴラスカ》で《トカートリ》を破壊し、《翡翠光のレインジャー》を追加。
《野茂み歩き》が誘発してライフを18まで回復すると、《ビビアン》を捲ってそのままに。
ライフも盤面も余裕のできたサトウは残るクリーチャーで総攻撃。
ヨシモリもこの攻撃はブロックして耐えたが、次のドローを確認するとゆっくり右手を差し出した。
サトウ 2-0 ヨシモリ
というわけで、見事優勝してRPTQ参加権利を勝ち取ったプレイヤーはサトウケイスケさんでした。
おめでとうございます!
決勝は不利な相手ながらも相手の土地事故という形が少し影響したように思いますが、これもまたマジックでしょう。
逆に言うと土地事故しながらも善戦したSelesnya TokenもGolgariに強いデッキとして今後見かけることになるかもしれません。
今回で青馬堂書店様で開催させていただくPPTQも最後となってしまいました。
次回以降のイベントは未定ではございますが、決まりましたらまたご参加いただければと思います。
今まで青馬堂書店様でPPTQにご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
また、今回は中の人の都合で結果報告が遅くなってしまって大変申し訳ございませんでした。
本当はPT前に上げようと思っていたのですが…
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