8/26(日)に青馬堂書店矢向店にてPPTQラヴニカの献身2019を開催いたしました。
今回は54名の方にご参加いただきまして、スイスラウンド6回戦+SE3回戦で進行致しました。
まずはデッキ分布から見てみましょう。
5 Counters Company
5 Mono G Tron
4 Human
3 Jeskai Control
3 Jund
3 Bridge Vine
2 Naya Burn
2 Elves
2 Goblins
2 Spirits
2 UR Wizards
2 Abzan
1 Affinity
1 GW Midrange
1 Sliver
1 Grixis Death’s Shadow
1 Mardu Pyromancer
1 RG Eldrazi
1 Eldrazi Tron
1 Mono U Tron
1 UW Merfolk
1 Dredge
1 Hollow One
1 Ironworks
1 Bant Retreat
1 Naya Zoo
1 Miracle
1 Gift Storm
1 Esper Control
1 Esper Midrange
1 WR Approach
最も使用者が多かったのはCounters Companyでしたが、それも1割に満たずかなりばらける結果となりました。
よく見る主要なデッキや最近話題になったデッキも使用者が1人あるいは全くいなかったりとモダンという環境の多様性を実によく示す結果となりました。
さて、ではこの中でTOP8に残ったデッキとそのリストを以下に掲載いたします。
TOP 8
2 Counters Company
1 Bant Retreat
1 Goblins
1 Miracle
1 Gift Storm
1 Bridge Vine
1 Spirits
TOP8には使用者も多かったとはいえCompany系デッキが安定感を見せつける形となりました。
《脂火玉》や《ゴブリンの手投げ弾》など個性的なカードも見られるデッキもありましたが、決勝に進んだのはスイスラウンド2位でCounters Companyをお使いのヤマダさんと同じく4位でBant Retreatをお使いのマルヤさんです。
形は違えど。コンボビートという根幹は同じくする緑白のCompany系ミラーマッチとなりました。
例によって決勝戦の簡単なハイライトを以下に掲載いたします。
◆Game1
お互い7枚のハンドをキープ。
ヤマダの先攻でスタートしたゲームは2t目までに《貴族の教主》から《聖遺の騎士》という立ち上がりまでは同じ動き。
3t目にヤマダはセットランドから《漁る軟泥》を唱えてターンを返しじっくり盤面を整える。
このターンでマルヤが少し悩んだ素振りを見せたが、決勝の舞台で思い切りよく《珊瑚兜への撤退》を唱えると召喚酔いのとけている《聖遺の騎士》を起動してコンボスタート!
ヤマダもこれは想定していなかったのか、そのまま動いている様を眺めているしかなかった。
ヤマダ 0-1 マルヤ
◆Game2
今度はお互いに6枚でスタート。
両者ともマリガンからスタートしたが、やはり1t目に《貴族の教主》という流れまでは定番。
そして2t目にヤマダは《献身のドルイド》を唱えてターンを返す。
何気ない序盤のマナクリーチャーだが、マルヤへ強烈なプレッシャーをかける。
返ってきたターンでマルヤは《霧深い雨林》を置くのみ。
除去を構えざるを得ない状況に追い込まれてしまった。
土地を立てているマルヤだが、ヤマダは《召喚の調べ》をX=2で唱えて勝負を決めにかかった。
対するマルヤがとった行動は無し。ブラフであることが明かされてしまった。
となるともちろんサーチ先は《療治の侍臣》。
無限に緑マナを生み出すと、続けざまに《集合した中隊》を唱える。
しかしこれにはマルヤの願いも届いたか、《献身のドルイド》が現れるのみ。
一旦ヤマダはターンを譲ることになる。
無事に3t目を迎えられたマルヤは《反射魔導士》で《療治の侍臣》をバウンスし、しばしの猶予を得る。
4t目に《療治の侍臣》を唱えられないヤマダは、土地を置いてから《聖遺の騎士》で今度は物理的にプレッシャーをかける。
この間隙に反撃の準備をしたいマルヤだが、土地を置くこともなくそのままターンを返すに終わった。
《反射魔導士》の制約が切れた《療治の侍臣》で再度コンボに挑むヤマダだが、マルヤもこれには《呪文捕らえ》で応戦。
そして返ってきたターンで《珊瑚兜への撤退》から《極楽鳥》を2枚とこちらもコンボパーツを戦場に送り出しプレッシャーをかける。
しかし、ヤマダはフルタップの好機を狙っていたのか2枚目の《召喚の調べ》から《療治の侍臣》を呼び出すと、今度は無限マナの捌け口として《聖遺の騎士》により《ケッシグの狼の地》をサーチしてくることを宣言するとマルヤも3本目の準備に入った。
ヤマダ 1-1 マルヤ
◆Game3
7枚のキープから両者《貴族の教主》というお馴染みの立ち上がりで幕を上げた第3ゲーム。
マルヤは続けて《ガヴォニーの居住区》、《聖遺の騎士》と展開し、ヤマダを追い込んでいく。
対するヤマダも《寺院の庭》をアンタップインで処理して《療治の侍臣》とコンボパーツで応じながらも1マナで相手のアクションに備える盤石な構え。
残るパーツを持っているかどうかというところだが、マルヤは《極楽鳥》と《無私の霊魂》を唱えてターンの終了を宣言。
しかしエンドステップにはヤマダからしっかりと《流刑への道》が飛んできた。
ひとまず脅威を退けたヤマダは《崇拝》を唱えてターンを返す。
マナの潤沢なマルヤだが後続を展開せず、《崇拝》の出ているヤマダのライフをとりあえず減らしておこうと《極楽鳥》、《貴族の教主》、《無私の霊魂》の全員で攻撃。
ライフ管理をひとまず無視できるヤマダもプランは盤面の構築と考えたか、《ガヴォニーの居住区》の見え透いたフルアタックはノーガード。
ヤマダは相手のフルタップの隙にメインで《集合した中隊》で盤面を整えにかかる。
しかしこのゲームでも捲りが渋く、《極楽鳥》を加えるのみで終わってしまった。
追加で《貴族の教主》を唱え、とりあえず賛美が2つ乗った《療治の侍臣》で攻撃し、マルヤのライフを11まで減らす。
後続を引きたいマルヤは《地平線の梢》を起動するが、なにも出せずに《無私の霊魂》で攻撃するのみ。
ヤマダもブロッカーと《ガヴォニーの居住区》で構えるマルヤの前に何もせず5t目を終える。
マルヤはこのターンの《無私の霊魂》の攻撃でとりあえずヤマダのライフを1まで減らすまでは出来たため、あとは自分のライフを守りつつ状況を打開するカードを待つのみ。
《反射魔導士》で《療治の侍臣》を戻して時間を稼ぐ。
しかしヤマダはここで《召喚の調べ》をX=3で唱える。
マルヤも応じる手がなく、《不屈の神ロナス》が呼び出されると、続くターンに《ケッシグの狼の地》、《クァーサルの群れ魔導士》とヤマダが展開。
《クァーサルの群れ魔導士》に《不屈の神ロナス》の能力を使うことで、賛美が3つのった《不屈の神ロナス》が8点の攻撃。
《ケッシグの狼の地》により接死+トランプルが成立してしまい、ブロックもほとんど無意味な状況。
一発なら、とマルヤもこれはスルーするが、ライフは残り3となってしまった。
このターンで《崇拝》か《不屈の神ロナス》+《ケッシグの狼の地》を処理しなければ敗北してしまうマルヤ。
《繁殖池》を置くのみ。
不気味にも見える構えでターンを返す。
ヤマダは気にせず、前のターンと同様の攻撃。
どうにかしてブロック方法やダメージの計算をしていたマルヤだったが、出た結論は敗北ひとつだけだった。
ヤマダ 2-1 マルヤ
というわけで、見事優勝してRPTQ参加権利を勝ち取ったプレイヤーはヤマダジュンキさんでした!
おめでとうございます!
ちなみにヤマダさんはデッキにも拘りが見えまして、Full Foilで統一されていました。
ショックランド等はZendikar Expeditionsで《極楽鳥》も全て7版Foilで揃えられていました。
光ると強いなどという迷信が冗談のように囁かれますが、それは別にしても目の前に並べられるとやはり圧巻ですね。
様々な意味でのデッキの完成度にはお見事というべきでしょう。
さて、次回の青馬堂書店さんでの大会ですが、現時点では未定となっております。
詳細が決まり次第またこちらとHPにてご連絡いたします。
次回以降、またより一層の皆様に楽しんで頂けるよう運営してまいりますので、今後とも是非よろしくお願いいたします。
今回は54名の方にご参加いただきまして、スイスラウンド6回戦+SE3回戦で進行致しました。
まずはデッキ分布から見てみましょう。
5 Counters Company
5 Mono G Tron
4 Human
3 Jeskai Control
3 Jund
3 Bridge Vine
2 Naya Burn
2 Elves
2 Goblins
2 Spirits
2 UR Wizards
2 Abzan
1 Affinity
1 GW Midrange
1 Sliver
1 Grixis Death’s Shadow
1 Mardu Pyromancer
1 RG Eldrazi
1 Eldrazi Tron
1 Mono U Tron
1 UW Merfolk
1 Dredge
1 Hollow One
1 Ironworks
1 Bant Retreat
1 Naya Zoo
1 Miracle
1 Gift Storm
1 Esper Control
1 Esper Midrange
1 WR Approach
最も使用者が多かったのはCounters Companyでしたが、それも1割に満たずかなりばらける結果となりました。
よく見る主要なデッキや最近話題になったデッキも使用者が1人あるいは全くいなかったりとモダンという環境の多様性を実によく示す結果となりました。
さて、ではこの中でTOP8に残ったデッキとそのリストを以下に掲載いたします。
TOP 8
2 Counters Company
1 Bant Retreat
1 Goblins
1 Miracle
1 Gift Storm
1 Bridge Vine
1 Spirits
■スイスラウンド1位:Katakawa Souta,[Counters Company]「Respect ODA カンパニー」
1 《平地/Plains》
4 《森/Forest》
2 《寺院の庭/Temple Garden》
1 《繁殖池/Breeding Pool》
4 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
4 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
1 《地平線の梢/Horizon Canopy》
1 《地盤の際/Tectonic Edge》
1 《廃墟の地/Field of Ruin》
3 《幽霊街/Ghost Quarter》
22 Lands
4 《貴族の教主/Noble Hierarch》
3 《極楽鳥/Birds of Paradise》
4 《療治の侍臣/Vizier of Remedies》
4 《献身のドルイド/Devoted Druid》
2 《薄暮見の徴募兵/Duskwatch Recruiter》
1 《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
1 《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix》
2 《永遠の証人/Eternal Witness》
1 《不屈の神ロナス/Rhonas the Indomitable》
2 《不屈の追跡者/Tireless Tracker》
4 《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
2 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
30 Creatures
4 《召喚の調べ/Chord of Calling》
4 《集合した中隊/Collected Company》
8 Others
60 Mainboard
1 《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender》
1 《オーリオックのチャンピオン/Auriok Champion》
1 《戦争の報い、禍汰奇/Kataki, War’s Wage》
1 《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
1 《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》
1 《弁論の幻霊/Eidolon of Rhetoric》
1 《再利用の賢者/Reclamation Sage》
1 《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》
1 《鷺群れのシガルダ/Sigarda, Host of Herons》
2 《流刑への道/Path to Exile》
2 《統一された意思/Unified Will》
2 《崇拝/Worship》
15 Sideboard
■スイスラウンド2位:Yamada Junki, [Counters Company]
1 《平地/Plains》
3 《森/Forest》
2 《寺院の庭/Temple Garden》
1 《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
1 《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
4 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
4 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
1 《地平線の梢/Horizon Canopy》
1 《ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run》
1 《廃墟の地/Field of Ruin》
3 《幽霊街/Ghost Quarter》
22 Lands
4 《貴族の教主/Noble Hierarch》
3 《極楽鳥/Birds of Paradise》
4 《療治の侍臣/Vizier of Remedies》
4 《献身のドルイド/Devoted Druid》
1 《薄暮見の徴募兵/Duskwatch Recruiter》
1 《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
1 《復活の声/Voice of Resurgence》
1 《民兵のラッパ手/Militia Bugler》
2 《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix》
1 《不屈の神ロナス/Rhonas the Indomitable》
1 《不屈の追跡者/Tireless Tracker》
4 《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
1 《豊潤の声、シャライ/Shalai, Voice of Plenty》
1 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
30 Creatures
4 《召喚の調べ/Chord of Calling》
4 《集合した中隊/Collected Company》
8 Others
60 Mainboard
1 《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender》
1 《悔恨する僧侶/Remorseful Cleric》
1 《戦争の報い、禍汰奇/Kataki, War’s Wage》
1 《復活の声/Voice of Resurgence》
1 《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
1 《弁論の幻霊/Eidolon of Rhetoric》
3 《流刑への道/Path to Exile》
3 《稲妻のらせん/Lightning Helix》
1 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》
2 《崇拝/Worship》
15 Sideboard
■スイスラウンド3位:Tanaka Mami,[Goblins]
5 《山/Mountain》
1 《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
4 《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
4 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
4 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
18 Lands
4 《ゴブリンの先達/Goblin Guide》
4 《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker》
4 《鋳造所通りの住人/Foundry Street Denizen》
4 《軍勢の忠節者/Legion Loyalist》
4 《狂信的扇動者/Fanatical Firebrand》
4 《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
4 《炎樹族の使者/Burning-Tree Emissary》
4 《無謀な奇襲隊/Reckless Bushwhacker》
32 Creatures
4 《稲妻/Lightning Bolt》
3 《壊滅的な召喚/Devastating Summons》
3 《ゴブリンの手投げ弾/Goblin Grenade》
10 Others
60 Mainboard
3 《ブリキ通りの悪党/Tin Street Hooligan》
3 《ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler》
2 《四肢切断/Dismember》
1 《削剥/Abrade》
1 《ケルドの炎/The Flame of Keld》
2 《アタルカの命令/Atarka’s Command》
3 《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
15 Sideboard
■スイスラウンド4位:Maruya Takashi,[Bant Retreat]
1 《平地/Plains》
1 《島/Island》
2 《森/Forest》
1 《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
1 《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
2 《寺院の庭/Temple Garden》
1 《繁殖池/Breeding Pool》
4 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
4 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1 《地平線の梢/Horizon Canopy》
1 《ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run》
1 《ガヴォニーの居住区/Gavony Township》
1 《幽霊街/Ghost Quarter》
22 Lands
4 《貴族の教主/Noble Hierarch》
3 《極楽鳥/Birds of Paradise》
2 《無私の霊魂/Selfless Spirit》
3 《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
2 《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
2 《復活の声/Voice of Resurgence》
2 《永遠の証人/Eternal Witness》
1 《不屈の追跡者/Tireless Tracker》
2 《反射魔道士/Reflector Mage》
4 《呪文捕らえ/Spell Queller》
4 《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
29 Creatures
3 《流刑への道/Path to Exile》
4 《集合した中隊/Collected Company》
2 《珊瑚兜への撤退/Retreat to Coralhelm》
9 Others
60 Mainboard
1 《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
1 《弁論の幻霊/Eidolon of Rhetoric》
1 《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》
1 《イゼットの静電術師/Izzet Staticaster》
2 《統一された意思/Unified Will》
2 《焦熱の裁き/Fiery Justice》
2 《減衰球/Damping Sphere》
2 《石のような静寂/Stony Silence》
1 《珊瑚兜への撤退/Retreat to Coralhelm》
2 《崇拝/Worship》
15 Sideboard
■スイスラウンド5位:Kawasoe Shintaro, [Gift Storm]
2 《島/Island》
1 《山/Mountain》
3 《蒸気孔/Steam Vents》
3 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
4 《尖塔断の運河/Spirebluff Canal》
17 Lands
4 《遵法長、バラル/Baral, Chief of Compliance》
4 《ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer》
8 Creatures
2 《手練/Sleight of Hand》
4 《血清の幻視/Serum Visions》
4 《選択/Opt》
4 《発熱の儀式/Pyretic Ritual》
4 《捨て身の儀式/Desperate Ritual》
4 《魔力変/Manamorphose》
4 《けちな贈り物/Gifts Ungiven》
2 《炎の中の過去/Past in Flames》
3 《ぶどう弾/Grapeshot》
1 《稲妻/Lightning Bolt》
3 《差し戻し/Remand》
35 Others
60 Mainboard
2 《残響する真実/Echoing Truth》
4 《パズルの欠片/Pieces of the Puzzle》
1 《前知の場/Precognition Field》
1 《稲妻/Lightning Bolt》
1 《削剥/Abrade》
3 《巣穴からの総出/Empty the Warrens》
3 《血染めの月/Blood Moon》
15 Sideboard
■スイスラウンド6位:Sasao Yuusuke,[Miracle]「JtMS」
2 《平地/Plains》
7 《島/Island》
2 《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
2 《氷河の城砦/Glacial Fortress》
3 《天界の列柱/Celestial Colonnade》
4 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4 《廃墟の地/Field of Ruin》
24 Lands
3 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
2 《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
5 Creatures
1 《失脚/Oust》
4 《流刑への道/Path to Exile》
4 《選択/Opt》
2 《時間の把握/Telling Time》
1 《否認/Negate》
1 《マナ漏出/Mana Leak》
1 《論理の結び目/Logic Knot》
3 《謎めいた命令/Cryptic Command》
4 《終末/Terminus》
2 《アズカンタの探索/Search for Azcanta》
2 《拘留の宝球/Detention Sphere》
3 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
2 《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》
31 Others
60 Mainboard
1 《黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer》
1 《悪斬の天使/Baneslayer Angel》
1 《天界の粛清/Celestial Purge》
1 《機を見た援軍/Timely Reinforcements》
2 《石のような静寂/Stony Silence》
2 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1 《祖先の幻視/Ancestral Vision》
1 《払拭/Dispel》
1 《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
1 《否認/Negate》
1 《至高の評決/Supreme Verdict》
2 《外科的摘出/Surgical Extraction》
15 Sideboard
■スイスラウンド7位:Kamishiro Issey,[Spirits]
1 《平地/Plains》
1 《島/Island》
1 《森/Forest》
2 《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
1 《寺院の庭/Temple Garden》
1 《繁殖池/Breeding Pool》
4 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
2 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1 《活発な野生林/Stirring Wildwood》
22 Lands
4 《貴族の教主/Noble Hierarch》
4 《霊廟の放浪者/Mausoleum Wanderer》
4 《脂火玉/Tallowisp》
3 《鎖鳴らし/Rattlechains》
4 《至高の幻影/Supreme Phantom》
4 《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》
4 《呪文捕らえ/Spell Queller》
27 Creatures
3 《輝く群れ/Shining Shoal》
4 《撹乱する群れ/Disrupting Shoal》
3 《集合した中隊/Collected Company》
1 《ハイエナの陰影/Hyena Umbra》
1 《執着的探訪/Curious Obsession》
1 《結晶化/Crystallization》
1 《怨恨/Rancor》
2 《神格の鋼/Steel of the Godhead》
16 Others
60 Mainboard
2 《流刑への道/Path to Exile》
2 《石のような静寂/Stony Silence》
2 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
2 《神聖の力線/Leyline of Sanctity》
2 《儀礼的拒否/Ceremonious Rejection》
1 《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
1 《広がりゆく海/Spreading Seas》
1 《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》
2 《減衰球/Damping Sphere》
15 Sideboard
■スイスラウンド8位:Hirayama Rei,[Dredge Vine]
1 《山/Mountain》
1 《沼/Swamp》
2 《血の墓所/Blood Crypt》
1 《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
1 《草むした墓/Overgrown Tomb》
2 《汚染された三角州/Polluted Delta》
4 《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
2 《湿地の干潟/Marsh Flats》
4 《黒割れの崖/Blackcleave Cliffs》
18 Lands
4 《歩行バリスタ/Walking Ballista》
4 《墓所這い/Gravecrawler》
4 《縫い師への供給者/Stitcher’s Supplier》
4 《臓物の予見者/Viscera Seer》
4 《傲慢な新生子/Insolent Neonate》
4 《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker》
4 《恐血鬼/Bloodghast》
4 《復讐蔦/Vengevine》
1 《大いなるガルガドン/Greater Gargadon》
33 Creatures
4 《信仰無き物あさり/Faithless Looting》
4 《黄泉からの橋/Bridge from Below》
1 《集団的蛮行/Collective Brutality》
9 Others
60 Mainboard
1 《叫び大口/Shriekmaw》
2 《思考囲い/Thoughtseize》
1 《致命的な一押し/Fatal Push》
1 《集団的蛮行/Collective Brutality》
4 《虚空の力線/Leyline of the Void》
2 《冒涜の行動/Blasphemous Act》
4 《破壊的な享楽/Destructive Revelry》
15 Sideboard
TOP8には使用者も多かったとはいえCompany系デッキが安定感を見せつける形となりました。
《脂火玉》や《ゴブリンの手投げ弾》など個性的なカードも見られるデッキもありましたが、決勝に進んだのはスイスラウンド2位でCounters Companyをお使いのヤマダさんと同じく4位でBant Retreatをお使いのマルヤさんです。
形は違えど。コンボビートという根幹は同じくする緑白のCompany系ミラーマッチとなりました。
例によって決勝戦の簡単なハイライトを以下に掲載いたします。
◆Game1
お互い7枚のハンドをキープ。
ヤマダの先攻でスタートしたゲームは2t目までに《貴族の教主》から《聖遺の騎士》という立ち上がりまでは同じ動き。
3t目にヤマダはセットランドから《漁る軟泥》を唱えてターンを返しじっくり盤面を整える。
このターンでマルヤが少し悩んだ素振りを見せたが、決勝の舞台で思い切りよく《珊瑚兜への撤退》を唱えると召喚酔いのとけている《聖遺の騎士》を起動してコンボスタート!
ヤマダもこれは想定していなかったのか、そのまま動いている様を眺めているしかなかった。
ヤマダ 0-1 マルヤ
◆Game2
今度はお互いに6枚でスタート。
両者ともマリガンからスタートしたが、やはり1t目に《貴族の教主》という流れまでは定番。
そして2t目にヤマダは《献身のドルイド》を唱えてターンを返す。
何気ない序盤のマナクリーチャーだが、マルヤへ強烈なプレッシャーをかける。
返ってきたターンでマルヤは《霧深い雨林》を置くのみ。
除去を構えざるを得ない状況に追い込まれてしまった。
土地を立てているマルヤだが、ヤマダは《召喚の調べ》をX=2で唱えて勝負を決めにかかった。
対するマルヤがとった行動は無し。ブラフであることが明かされてしまった。
となるともちろんサーチ先は《療治の侍臣》。
無限に緑マナを生み出すと、続けざまに《集合した中隊》を唱える。
しかしこれにはマルヤの願いも届いたか、《献身のドルイド》が現れるのみ。
一旦ヤマダはターンを譲ることになる。
無事に3t目を迎えられたマルヤは《反射魔導士》で《療治の侍臣》をバウンスし、しばしの猶予を得る。
4t目に《療治の侍臣》を唱えられないヤマダは、土地を置いてから《聖遺の騎士》で今度は物理的にプレッシャーをかける。
この間隙に反撃の準備をしたいマルヤだが、土地を置くこともなくそのままターンを返すに終わった。
《反射魔導士》の制約が切れた《療治の侍臣》で再度コンボに挑むヤマダだが、マルヤもこれには《呪文捕らえ》で応戦。
そして返ってきたターンで《珊瑚兜への撤退》から《極楽鳥》を2枚とこちらもコンボパーツを戦場に送り出しプレッシャーをかける。
しかし、ヤマダはフルタップの好機を狙っていたのか2枚目の《召喚の調べ》から《療治の侍臣》を呼び出すと、今度は無限マナの捌け口として《聖遺の騎士》により《ケッシグの狼の地》をサーチしてくることを宣言するとマルヤも3本目の準備に入った。
ヤマダ 1-1 マルヤ
◆Game3
7枚のキープから両者《貴族の教主》というお馴染みの立ち上がりで幕を上げた第3ゲーム。
マルヤは続けて《ガヴォニーの居住区》、《聖遺の騎士》と展開し、ヤマダを追い込んでいく。
対するヤマダも《寺院の庭》をアンタップインで処理して《療治の侍臣》とコンボパーツで応じながらも1マナで相手のアクションに備える盤石な構え。
残るパーツを持っているかどうかというところだが、マルヤは《極楽鳥》と《無私の霊魂》を唱えてターンの終了を宣言。
しかしエンドステップにはヤマダからしっかりと《流刑への道》が飛んできた。
ひとまず脅威を退けたヤマダは《崇拝》を唱えてターンを返す。
マナの潤沢なマルヤだが後続を展開せず、《崇拝》の出ているヤマダのライフをとりあえず減らしておこうと《極楽鳥》、《貴族の教主》、《無私の霊魂》の全員で攻撃。
ライフ管理をひとまず無視できるヤマダもプランは盤面の構築と考えたか、《ガヴォニーの居住区》の見え透いたフルアタックはノーガード。
ヤマダは相手のフルタップの隙にメインで《集合した中隊》で盤面を整えにかかる。
しかしこのゲームでも捲りが渋く、《極楽鳥》を加えるのみで終わってしまった。
追加で《貴族の教主》を唱え、とりあえず賛美が2つ乗った《療治の侍臣》で攻撃し、マルヤのライフを11まで減らす。
後続を引きたいマルヤは《地平線の梢》を起動するが、なにも出せずに《無私の霊魂》で攻撃するのみ。
ヤマダもブロッカーと《ガヴォニーの居住区》で構えるマルヤの前に何もせず5t目を終える。
マルヤはこのターンの《無私の霊魂》の攻撃でとりあえずヤマダのライフを1まで減らすまでは出来たため、あとは自分のライフを守りつつ状況を打開するカードを待つのみ。
《反射魔導士》で《療治の侍臣》を戻して時間を稼ぐ。
しかしヤマダはここで《召喚の調べ》をX=3で唱える。
マルヤも応じる手がなく、《不屈の神ロナス》が呼び出されると、続くターンに《ケッシグの狼の地》、《クァーサルの群れ魔導士》とヤマダが展開。
《クァーサルの群れ魔導士》に《不屈の神ロナス》の能力を使うことで、賛美が3つのった《不屈の神ロナス》が8点の攻撃。
《ケッシグの狼の地》により接死+トランプルが成立してしまい、ブロックもほとんど無意味な状況。
一発なら、とマルヤもこれはスルーするが、ライフは残り3となってしまった。
このターンで《崇拝》か《不屈の神ロナス》+《ケッシグの狼の地》を処理しなければ敗北してしまうマルヤ。
《繁殖池》を置くのみ。
不気味にも見える構えでターンを返す。
ヤマダは気にせず、前のターンと同様の攻撃。
どうにかしてブロック方法やダメージの計算をしていたマルヤだったが、出た結論は敗北ひとつだけだった。
ヤマダ 2-1 マルヤ
というわけで、見事優勝してRPTQ参加権利を勝ち取ったプレイヤーはヤマダジュンキさんでした!
おめでとうございます!
ちなみにヤマダさんはデッキにも拘りが見えまして、Full Foilで統一されていました。
ショックランド等はZendikar Expeditionsで《極楽鳥》も全て7版Foilで揃えられていました。
光ると強いなどという迷信が冗談のように囁かれますが、それは別にしても目の前に並べられるとやはり圧巻ですね。
様々な意味でのデッキの完成度にはお見事というべきでしょう。
さて、次回の青馬堂書店さんでの大会ですが、現時点では未定となっております。
詳細が決まり次第またこちらとHPにてご連絡いたします。
次回以降、またより一層の皆様に楽しんで頂けるよう運営してまいりますので、今後とも是非よろしくお願いいたします。
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