第13回TTTは8/20(日)に青馬堂書店矢向店にて、PPTQとして開催致しました。
フォーマットはモダンで、45名の方に集まっていただきました。
では早速、45のデッキの分布が以下のようになりました。
6 Abzan Junk
4 Bant Retreat
4 Grixis Shadow
4 Valakut
3 Naya Burn
3 UW Control
2 Eldrazi Tron
2 Zoo/Domain Zoo
1 Affinity
1 Bunt Spilit
1 BG Constrictor
1 BG Junk
1 Blue Moon
1 Dredge
1 Faerie
1 GW Company
1 Ironworks
1 Jeskai Control
1 Jeskai Midrange
1 Living End
1 Mardu Junk
1 Mono U Tron
1 Naya Midrange
1 RW Control
1 4c Junk
やはりモダンは多様なデッキがありますが、その中でも複数人が使うデッキでおよそ半数を占める形となりました。
スイスドロー6回戦+SE3回戦となりまして、TOP8に残られたデッキとそのリストを以下に掲載いたします。
1 Bant Retreat
1 Grixis Shadow
1 Naya Burn
1 UW Control
1 Dredge
1 Ironworks
1 Naya Midrange
1 RW Control
一番使用者の多かったアブザン系のデッキは残らず、TOP8は全員が違うデッキという顔ぶれになりました。
この中で決勝まで駒を進めたのはスイスラウンド4位で一風変わったNaya Midrangeをお使いのハジメさんと、6位でIronworksをお使いのキムラさんです。
毎度おなじみ、決勝戦の簡単なハイライトが以下になります。
◆Game1
お互い7枚のハンドをキープ。
先手はナヤのハジメは《吹きさらしの荒野》を置くのみ。
対するアイアンワークスを繰るキムラは《ダークスティールの城塞》から《彩色の星》でエンドした。
ここでハジメは《踏み鳴らされる地》を持ってくる。
《剃刀境の茂み》から《復活の声》とハジメが動き、《森》から《胆液の水源》とキムラが動いて2t目を終える。
3t目にハジメはとりあえず《復活の声》で攻撃し、《樹木茂る山麓》から《森》を持ってくると《永遠の証人》を戦場に加え、《吹きさらしの荒野》を手札に回収する。
キムラは《産業の搭》を置き、《古きものの活性》から2枚目の《胆液の水源》を手に入れ、そのままプレイ。
4t目のハジメは《ドロモカの命令》の+1/+1カウンターを乗せるモードとエンチャントを生け贄に捧げさせる能力で唱え、とにかくクロックを早めようとスペルを使っていく。
前のターンで回収した土地から《復活の声》の2枚目を追加してエンドした。
しかし、この程度の速度では4t目にコンボスタートするデッキには遅すぎた。
キムラは返ってきたターンで4枚目の土地と《クラーク族の鉄工所》を無事に設置すると、即座に行動を開始した。
《彩色の星》を生け贄に《団結のタリスマン》を出し、そのマナと《ダークスティールの城塞》を生け贄に《屑鉄さらい》をプレイ。
場にあった2枚の《胆液の水源》というリソースからどんどんドローとマナを加速させていき、2枚目の《屑鉄さらい》、《搭載歩行機械》、《マイアの回収者》、《永遠溢れの杯》まで手に入れたことによって、無限マナ、無限ドロー、無限トークンが完成してしまった。
《引き裂かれし永劫、エムラクール》まで見せたところで、ハジメも投了した。
ハジメ 0-1 キムラ
◆Game2
始まる前にフェアデッキには有利だが、サイド後の白い対策カードが厳しいと話していたキムラだが、ハジメのデッキも例に漏れず《安らかな眠り》と《石のような静寂》の両方をサイドにしっかり積んでいる。
数々の対策カードを乗り越えてきたキムラがこのまま押し切るか、それとも独創的なカードチョイスでかつてのモダン神をも倒して勝ち進んできたハジメが盛り返すのか。
2戦目はハジメが7枚をキープ、キムラがマリガンして6枚のハンドから占術で捲ったカード下に送って始まった。
1t目、ハジメは《樹木茂る山麓》、キムラは《氷の橋、天戸》と両者土地を置くのみ。
エンド時にフェッチから持ってきた土地は《踏み鳴らされる地》。
2t目、ハジメは《剃刀境の茂み》から《漁る軟泥》をプレイ。
これにはキムラも渋い顔をするが、《産業の搭》から《精神石》を置いてターンを返す。
ハジメは《平地》をセットするとすかさず《精神石》に《古えの遺恨》を撃ち込み、そのまま《漁る軟泥》で攻撃。
キムラは《ダークスティールの城塞》と《搭載歩行機械》をX=1でプレイしてエンドを宣言。
ハジメは《精神石》を《漁る軟泥》の能力で追放し、ターンを迎える。
《樹木茂る山麓》から《踏み鳴らされる地》をアンタップインすると、《ナーナムの改革派》をプレイし、2/3接死を送り込む。
さらに《炎の鞭》を《漁る軟泥》にエンチャントし、そのままタップ能力を起動して、《搭載歩行機械》を死亡し、飛行機械トークンが生成された。
キムラは《オパールのモックス》、《屑鉄さらい》から《物読み》と続けた。
これに対して、キムラは《屑鉄さらい》に古の遺恨をフラッシュバックで撃ち込む。
《屑鉄さらい》の能力で《搭載歩行機械》が回収された。
その後キムラは飛行機械トークンで攻撃し、ハジメのライフを15にしてターンを返した。
ハジメは《漁る軟泥》で墓地の《屑鉄さらい》を追放して、《ナーナムの改革派》と共に攻撃し、キムラのライフが13とした。
そして更なるアンチカードとなる《安らかな眠り》を設置してターンを終えた。
キムラは尚も苦しい状況だが、それでも順調に土地を伸ばし《団結のタリスマン》から《クラーク族の鉄工所》を設置して来たるべきコンボに備える。
しかしハジメそこは万全、2枚目の《古えの遺恨》で《クラーク族の鉄工所》を対処する。
ハジメは返ってきたターンで2体のクリーチャーで攻撃してライフを8までにし、2体目の《漁る軟泥》を追加した。
するとここでキムラがドローに喜んだかと思うと、2枚目の《クラーク族の鉄工所》をプレイし、そのまま能力で、飛行機械トークン、《オパールのモックス》、《ダークスティールの城塞》、《団結のタリスマン》を生け贄に《精霊龍、ウギン》を召喚。
-2能力で相手の場を更地にしてみせた。
しかしこれで終わらないのがファイナル、ハジメは《熱烈の神ハゾレト》を唱えてそのまま《精霊龍、ウギン》に突っ込ませた。
これにはキムラも流石に狼狽えた表情。
土地のセットと《屑鉄さらい》、《搭載歩行機械》をX=1で唱えて耐えようかというところ。
ハジメがこのまま押せ押せかという《熱烈の神ハゾレト》のアタック。
しかしこれはハンドが2枚あっということで、ヘッドジャッジから攻撃クリーチャー指定ステップまで戻るよう指摘される。
能力でハンドを減らして《ハゾレト》で殴れないことを確認すると、ハジメもここで痛恨のミスを悟ったか落胆した表情。
《台所の嫌がらせ屋》を戦場に追加してターンを返す。
少し延命できたキムラは、《彩色の星》を引き当て、《屑鉄さらい》の能力もあって《搭載歩行機械》をぐるぐると使い倒し、飛行機械トークン5体をX=3の《搭載歩行機械》を並べて場を埋め尽くした。
ハジメのアタックはもちろん通らず、《不屈の神ロナス》を戦線に追加するが、間に合っているのかと本人も怪しげな表情。
キムラは《彩色の宝球》、《古きものの活性》と繋げ、《胆液の水源》を入手すると、これのドローで《ウギンの聖域》を引き当てた。
これにより、《搭載歩行機械》をX=4でプレイし、《ウギンの聖域》の能力で《引き裂かれし永劫、エムラクール》を加え、場にある大量の飛行機械トークンから15マナが捻出されてしまった。
ダメ押しの追加8マナから2枚目の《精霊龍、ウギン》すらも加えてみせ、圧倒的な物量でキムラが押し切った。
ハジメ 0-2 キムラ
というわけで、見事優勝してRPTQ参加権利を勝ち取ったプレイヤーはキムラ カズキさんでした!
おめでとうございます!
優勝者インタビューでも、やはりサイド後の対策カードがキツかったとのこと。
SFのバント撤退はメインすらキツい構成なのに勝てて良かったとも。
アイアンワークスで優勝できてとても嬉しかったと語ってくれました。
慣れた所作で墓地の回収とドローを繰り返す姿がスイスラウンド通して印象的でした。
コンボデッキの性ではありますが、数ある対策カードを乗り越えて優勝されたのはお見事でした。
今回お店の方にも許可を頂き、前回以上にかなり広めのスペースを取って進行いたしましたところ、大変好評頂けたみたいです。
このような声を頂けることで、運営も大変参考になりますし、また励みにもなります。
また反対に、不満だった点や改善点等もお声を頂ければ次回以降へと活かしていきたいと思いますので、お声かけ頂ければと思います。
プレイヤーの皆様により良い環境でプレイして頂けるよう今後も努力して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
そして次回の青馬堂書店矢向店様でのPPTQですが、11月12日(日)を予定しております。
フォーマットをスタンダードで、その他詳細は決まり次第またこちらとHPにてご連絡いたします。
どうもありがとうございました。
フォーマットはモダンで、45名の方に集まっていただきました。
では早速、45のデッキの分布が以下のようになりました。
6 Abzan Junk
4 Bant Retreat
4 Grixis Shadow
4 Valakut
3 Naya Burn
3 UW Control
2 Eldrazi Tron
2 Zoo/Domain Zoo
1 Affinity
1 Bunt Spilit
1 BG Constrictor
1 BG Junk
1 Blue Moon
1 Dredge
1 Faerie
1 GW Company
1 Ironworks
1 Jeskai Control
1 Jeskai Midrange
1 Living End
1 Mardu Junk
1 Mono U Tron
1 Naya Midrange
1 RW Control
1 4c Junk
やはりモダンは多様なデッキがありますが、その中でも複数人が使うデッキでおよそ半数を占める形となりました。
スイスドロー6回戦+SE3回戦となりまして、TOP8に残られたデッキとそのリストを以下に掲載いたします。
1 Bant Retreat
1 Grixis Shadow
1 Naya Burn
1 UW Control
1 Dredge
1 Ironworks
1 Naya Midrange
1 RW Control
■スイスラウンド1位 Sunada Shogo , [Grixis Shadow]
1 《島/Island》
1 《沼/Swamp》
2 《湿った墓/Watery Grave》
1 《血の墓所/Blood Crypt》
2 《蒸気孔/Steam Vents》
4 《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
4 《汚染された三角州/Polluted Delta》
4 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
19 Lands
4 《死の影/Death’s Shadow》
4 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
4 《通りの悪霊/Street Wraith》
2 《黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang》
2 《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》
16 Creatures
2 《頑固な否認/Stubborn Denial》
4 《思考掃き/Thought Scour》
4 《血清の幻視/Serum Visions》
4 《致命的な一押し/Fatal Push》
2 《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
4 《思考囲い/Thoughtseize》
2 《終止/Terminate》
2 《コラガンの命令/Kolaghan’s Command》
1 《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
25 Others
60 Mainboard
2 《儀礼的拒否/Ceremonious Rejection》
1 《頑固な否認/Stubborn Denial》
1 《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
1 《外科的摘出/Surgical Extraction》
1 《リリアナの敗北/Liliana’s Defeat》
2 《集団的蛮行/Collective Brutality》
1 《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
1 《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》
1 《力ずく/By Force》
2 《コジレックの帰還/Kozilek’s Return》
1 《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1 《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》
15 Sideboard
■スイスラウンド2位 Mochizuki Yuki , [Naya Burn]
2 《山/Mountain》
4 《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
4 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
3 《乾燥台地/Arid Mesa》
3 《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
1 《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
3 《感動的な眺望所/Inspiring Vantage》
20 Lands
4 《大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revel》
4 《ゴブリンの先達/Goblin Guide》
1 《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
4 《僧院の速槍/Monastery Swiftspear》
13 Creatures
4 《稲妻/Lightning Bolt》
4 《溶岩の撃ち込み/Lava Spike》
1 《欠片の飛来/Shard Volley》
4 《ボロスの魔除け/Boros Charm》
2 《稲妻のらせん/Lightning Helix》
4 《焼尽の猛火/Searing Blaze》
4 《頭蓋割り/Skullcrack》
4 《裂け目の稲妻/Rift Bolt》
27 Others
60 Mainboard
2 《流刑への道/Path to Exile》
2 《灼熱の血/Searing Blood》
2 《古えの遺恨/Ancient Grudge》
1 《溶鉄の雨/Molten Rain》
1 《跳ね返す掌/Deflecting Palm》
3 《破壊的な享楽/Destructive Revelry》
1 《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
3 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
15 Sideboard
■スイスラウンド3位 Miyawaki Wataru , [UW Control]
3 《平地/Plains》
5 《島/Island》
2 《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
4 《天界の列柱/Celestial Colonnade》
2 《氷河の城砦/Glacial Fortress》
1 《灌漑農地/Irrigated Farmland》
1 《啓蒙の神殿/Temple of Enlightenment》
4 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4 《幽霊街/Ghost Quarter》
26 Lands
4 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
4 Creatures
4 《流刑への道/Path to Exile》
1 《糾弾/Condemn》
1 《神聖な協力/Blessed Alliance》
4 《マナ漏出/Mana Leak》
1 《否認/Negate》
2 《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation》
4 《謎めいた命令/Cryptic Command》
2 《至高の評決/Supreme Verdict》
4 《広がりゆく海/Spreading Seas》
2 《拘留の宝球/Detention Sphere》
1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
2 《試練に臨むギデオン/Gideon of the Trials》
1 《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》
1 《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》
30 Others
60 Mainboard
1 《コーの火歩き/Kor Firewalker》
1 《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
1 《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》
1 《儀礼的拒否/Ceremonious Rejection》
2 《払拭/Dispel》
2 《否認/Negate》
1 《至高の評決/Supreme Verdict》
1 《機を見た援軍/Timely Reinforcements》
2 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
2 《石のような静寂/Stony Silence》
1 《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion》
15 Sideboard
■スイスラウンド4位 Hajime Shougo , [Naya Midrange],「ロナサーの姫」
2 《平地/Plains》
3 《森/Forest》
2 《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
2 《寺院の庭/Temple Garden》
1 《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
4 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
4 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
1 《乾燥台地/Arid Mesa》
4 《剃刀境の茂み/Razorverge Thicket》
2 《ガヴォニーの居住区/Gavony Township》
25 Lands
4 《貴族の教主/Noble Hierarch》
3 《ナーナムの改革派/Narnam Renegade》
2 《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
4 《復活の声/Voice of Resurgence》
1 《永遠の証人/Eternal Witness》
3 《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》
4 《不屈の神ロナス/Rhonas the Indomitable》
1 《カメレオンの巨像/Chameleon Colossus》
2 《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》
2 《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》
1 《栄光をもたらすもの/Glorybringer》
2 《鷺群れのシガルダ/Sigarda, Host of Herons》
29 Creatures
3 《ドロモカの命令/Dromoka’s Command》
3 《炎の鞭/Fire Whip》
6 Others
60 Mainboard
2 《古えの遺恨/Ancient Grudge》
2 《神聖の力線/Leyline of Sanctity》
2 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
2 《石のような静寂/Stony Silence》
2 《崇拝/Worship》
4 《血染めの月/Blood Moon》
1 《倦怠の宝珠/Torpor Orb》
15 Sideboard
■スイスラウンド5位 Takada Ryuto , [Dredge]
2 《山/Mountain》
2 《血の墓所/Blood Crypt》
2 《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
1 《蒸気孔/Steam Vents》
3 《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
4 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
4 《銅線の地溝/Copperline Gorge》
2 《ダクムーアの回収場/Dakmor Salvage》
20 Lands
4 《恐血鬼/Bloodghast》
2 《ゴルガリの凶漢/Golgari Thug》
1 《憑依された死体/Haunted Dead》
4 《傲慢な新生子/Insolent Neonate》
4 《ナルコメーバ/Narcomoeba》
4 《秘蔵の縫合体/Prized Amalgam》
4 《臭い草のインプ/Stinkweed Imp》
23 Creatures
1 《暗黒破/Darkblast》
4 《安堵の再会/Cathartic Reunion》
3 《燃焼/Conflagrate》
2 《悪戦+苦闘/Driven // Despair》
4 《信仰無き物あさり/Faithless Looting》
3 《壌土からの生命/Life from the Loam》
17 Others
60 Mainboard
1 《暗黒破/Darkblast》
1 《稲妻の斧/Lightning Axe》
2 《自然の要求/Nature’s Claim》
3 《集団的蛮行/Collective Brutality》
1 《古えの遺恨/Ancient Grudge》
3 《突然の衰微/Abrupt Decay》
1 《骨までの齧りつき/Gnaw to the Bone》
1 《悪戦+苦闘/Driven // Despair》
2 《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
15 Sideboard
■スイスラウンド6位 Kimura Kazuki , [Ironworks]
1 《平地/Plains》
1 《森/Forest》
1 《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》
3 《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
2 《発明博覧会/Inventors’ Fair》
3 《ウギンの聖域/Sanctum of Ugin》
2 《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge》
4 《産業の塔/Spire of Industry》
17 Lands
1 《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》
1 《搭載歩行機械/Hangarback Walker》
1 《マイアの回収者/Myr Retriever》
4 《屑鉄さらい/Scrap Trawler》
7 Creatures
4 《古きものの活性/Ancient Stirrings》
3 《物読み/Thoughtcast》
1 《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1 《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice》
4 《オパールのモックス/Mox Opal》
4 《彩色の宝球/Chromatic Sphere》
4 《彩色の星/Chromatic Star》
4 《テラリオン/Terrarion》
1 《精神石/Mind Stone》
1 《団結のタリスマン/Talisman of Unity》
1 《衝動のタリスマン/Talisman of Impulse》
4 《胆液の水源/Ichor Wellspring》
4 《クラーク族の鉄工所/Krark-Clan Ironworks》
36 Others
60 Mainboard Cards
1 《発明の領事、パディーム/Padeem, Consul of Innovation》
1 《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》
2 《天啓の光/Ray of Revelation》
2 《摩耗+損耗/Wear+Tear》
2 《橋上の戦い/Battle at the Bridge》
1 《ギラプールの霊気格子/Ghirapur AEther Grid》
2 《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》
2 《防御の光網/Defense Grid》
2 《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》
15 Sideboard Cards
■スイスラウンド7位 Matsumura Toshikazui , [Bant Retreat],「カウンターソリューション」
1 《平地/Plains》
1 《島/Island》
2 《森/Forest》
1 《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
1 《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
1 《寺院の庭/Temple Garden》
1 《繁殖池/Breeding Pool》
2 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
3 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1 《植物の聖域/Botanical Sanctum》
1 《地平線の梢/Horizon Canopy》
1 《ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run》
1 《ガヴォニーの居住区/Gavony Township》
21 Lands
4 《貴族の教主/Noble Hierarch》
3 《極楽鳥/Birds of Paradise》
4 《療治の侍臣/Vizier of Remedies》
4 《献身のドルイド/Devoted Druid》
2 《薄暮見の徴募兵/Duskwatch Recruiter》
1 《永遠の証人/Eternal Witness》
1 《不屈の神ロナス/Rhonas the Indomitable》
3 《反射魔道士/Reflector Mage》
4 《呪文捕らえ/Spell Queller》
4 《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
30 Creatures
3 《召喚の調べ/Chord of Calling》
4 《集合した中隊/Collected Company》
2 《珊瑚兜への撤退/Retreat to Coralhelm》
9 Others
60 Mainboard
1 《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
1 《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
2 《復活の声/Voice of Resurgence》
1 《呪文滑り/Spellskite》
1 《弁論の幻霊/Eidolon of Rhetoric》
1 《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》
1 《土覆いのシャーマン/Loaming Shaman》
1 《反射魔道士/Reflector Mage》
1 《イゼットの静電術師/Izzet Staticaster》
1 《静寂の守り手、リンヴァーラ/Linvala, Keeper of Silence》
1 《黄昏+払暁/Dusk+Dawn》
2 《石のような静寂/Stony Silence》
1 《崇拝/Worship》
15 Sideboard
■スイスラウンド8位 Maeda Dai , [RW Control]
8 《平地/Plains》
1 《山/Mountain》
2 《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
4 《乾燥台地/Arid Mesa》
3 《岩だらけの大草原/Rugged Prairie》
4 《凱旋の神殿/Temple of Triumph》
2 《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》
24 Lands
4 《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
4 Creatures
4 《稲妻のらせん/Lightning Helix》
3 《神々の憤怒/Anger of the Gods》
2 《神の怒り/Wrath of God》
4 《血染めの月/Blood Moon》
3 《神聖の力線/Leyline of Sanctity》
1 《排斥/Cast Out》
1 《軍勢の集結/Assemble the Legion》
4 《虚空の杯/Chalice of the Void》
4 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
3 《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》
2 《復讐のアジャニ/Ajani Vengeant》
1 《先駆ける者、ナヒリ/Nahiri, the Harbinger》
32 Others
60 Mainboard
1 《力ずく/By Force》
1 《神聖な協力/Blessed Alliance》
1 《神々の憤怒/Anger of the Gods》
1 《神の怒り/Wrath of God》
3 《沸騰/Boil》
2 《塵への崩壊/Crumble to Dust》
2 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
3 《石のような静寂/Stony Silence》
1 《法の定め/Rule of Law》
15 Sideboard Cards
一番使用者の多かったアブザン系のデッキは残らず、TOP8は全員が違うデッキという顔ぶれになりました。
この中で決勝まで駒を進めたのはスイスラウンド4位で一風変わったNaya Midrangeをお使いのハジメさんと、6位でIronworksをお使いのキムラさんです。
毎度おなじみ、決勝戦の簡単なハイライトが以下になります。
◆Game1
お互い7枚のハンドをキープ。
先手はナヤのハジメは《吹きさらしの荒野》を置くのみ。
対するアイアンワークスを繰るキムラは《ダークスティールの城塞》から《彩色の星》でエンドした。
ここでハジメは《踏み鳴らされる地》を持ってくる。
《剃刀境の茂み》から《復活の声》とハジメが動き、《森》から《胆液の水源》とキムラが動いて2t目を終える。
3t目にハジメはとりあえず《復活の声》で攻撃し、《樹木茂る山麓》から《森》を持ってくると《永遠の証人》を戦場に加え、《吹きさらしの荒野》を手札に回収する。
キムラは《産業の搭》を置き、《古きものの活性》から2枚目の《胆液の水源》を手に入れ、そのままプレイ。
4t目のハジメは《ドロモカの命令》の+1/+1カウンターを乗せるモードとエンチャントを生け贄に捧げさせる能力で唱え、とにかくクロックを早めようとスペルを使っていく。
前のターンで回収した土地から《復活の声》の2枚目を追加してエンドした。
しかし、この程度の速度では4t目にコンボスタートするデッキには遅すぎた。
キムラは返ってきたターンで4枚目の土地と《クラーク族の鉄工所》を無事に設置すると、即座に行動を開始した。
《彩色の星》を生け贄に《団結のタリスマン》を出し、そのマナと《ダークスティールの城塞》を生け贄に《屑鉄さらい》をプレイ。
場にあった2枚の《胆液の水源》というリソースからどんどんドローとマナを加速させていき、2枚目の《屑鉄さらい》、《搭載歩行機械》、《マイアの回収者》、《永遠溢れの杯》まで手に入れたことによって、無限マナ、無限ドロー、無限トークンが完成してしまった。
《引き裂かれし永劫、エムラクール》まで見せたところで、ハジメも投了した。
ハジメ 0-1 キムラ
◆Game2
始まる前にフェアデッキには有利だが、サイド後の白い対策カードが厳しいと話していたキムラだが、ハジメのデッキも例に漏れず《安らかな眠り》と《石のような静寂》の両方をサイドにしっかり積んでいる。
数々の対策カードを乗り越えてきたキムラがこのまま押し切るか、それとも独創的なカードチョイスでかつてのモダン神をも倒して勝ち進んできたハジメが盛り返すのか。
2戦目はハジメが7枚をキープ、キムラがマリガンして6枚のハンドから占術で捲ったカード下に送って始まった。
1t目、ハジメは《樹木茂る山麓》、キムラは《氷の橋、天戸》と両者土地を置くのみ。
エンド時にフェッチから持ってきた土地は《踏み鳴らされる地》。
2t目、ハジメは《剃刀境の茂み》から《漁る軟泥》をプレイ。
これにはキムラも渋い顔をするが、《産業の搭》から《精神石》を置いてターンを返す。
ハジメは《平地》をセットするとすかさず《精神石》に《古えの遺恨》を撃ち込み、そのまま《漁る軟泥》で攻撃。
キムラは《ダークスティールの城塞》と《搭載歩行機械》をX=1でプレイしてエンドを宣言。
ハジメは《精神石》を《漁る軟泥》の能力で追放し、ターンを迎える。
《樹木茂る山麓》から《踏み鳴らされる地》をアンタップインすると、《ナーナムの改革派》をプレイし、2/3接死を送り込む。
さらに《炎の鞭》を《漁る軟泥》にエンチャントし、そのままタップ能力を起動して、《搭載歩行機械》を死亡し、飛行機械トークンが生成された。
キムラは《オパールのモックス》、《屑鉄さらい》から《物読み》と続けた。
これに対して、キムラは《屑鉄さらい》に古の遺恨をフラッシュバックで撃ち込む。
《屑鉄さらい》の能力で《搭載歩行機械》が回収された。
その後キムラは飛行機械トークンで攻撃し、ハジメのライフを15にしてターンを返した。
ハジメは《漁る軟泥》で墓地の《屑鉄さらい》を追放して、《ナーナムの改革派》と共に攻撃し、キムラのライフが13とした。
そして更なるアンチカードとなる《安らかな眠り》を設置してターンを終えた。
キムラは尚も苦しい状況だが、それでも順調に土地を伸ばし《団結のタリスマン》から《クラーク族の鉄工所》を設置して来たるべきコンボに備える。
しかしハジメそこは万全、2枚目の《古えの遺恨》で《クラーク族の鉄工所》を対処する。
ハジメは返ってきたターンで2体のクリーチャーで攻撃してライフを8までにし、2体目の《漁る軟泥》を追加した。
するとここでキムラがドローに喜んだかと思うと、2枚目の《クラーク族の鉄工所》をプレイし、そのまま能力で、飛行機械トークン、《オパールのモックス》、《ダークスティールの城塞》、《団結のタリスマン》を生け贄に《精霊龍、ウギン》を召喚。
-2能力で相手の場を更地にしてみせた。
しかしこれで終わらないのがファイナル、ハジメは《熱烈の神ハゾレト》を唱えてそのまま《精霊龍、ウギン》に突っ込ませた。
これにはキムラも流石に狼狽えた表情。
土地のセットと《屑鉄さらい》、《搭載歩行機械》をX=1で唱えて耐えようかというところ。
ハジメがこのまま押せ押せかという《熱烈の神ハゾレト》のアタック。
しかしこれはハンドが2枚あっということで、ヘッドジャッジから攻撃クリーチャー指定ステップまで戻るよう指摘される。
能力でハンドを減らして《ハゾレト》で殴れないことを確認すると、ハジメもここで痛恨のミスを悟ったか落胆した表情。
《台所の嫌がらせ屋》を戦場に追加してターンを返す。
少し延命できたキムラは、《彩色の星》を引き当て、《屑鉄さらい》の能力もあって《搭載歩行機械》をぐるぐると使い倒し、飛行機械トークン5体をX=3の《搭載歩行機械》を並べて場を埋め尽くした。
ハジメのアタックはもちろん通らず、《不屈の神ロナス》を戦線に追加するが、間に合っているのかと本人も怪しげな表情。
キムラは《彩色の宝球》、《古きものの活性》と繋げ、《胆液の水源》を入手すると、これのドローで《ウギンの聖域》を引き当てた。
これにより、《搭載歩行機械》をX=4でプレイし、《ウギンの聖域》の能力で《引き裂かれし永劫、エムラクール》を加え、場にある大量の飛行機械トークンから15マナが捻出されてしまった。
ダメ押しの追加8マナから2枚目の《精霊龍、ウギン》すらも加えてみせ、圧倒的な物量でキムラが押し切った。
ハジメ 0-2 キムラ
というわけで、見事優勝してRPTQ参加権利を勝ち取ったプレイヤーはキムラ カズキさんでした!
おめでとうございます!
優勝者インタビューでも、やはりサイド後の対策カードがキツかったとのこと。
SFのバント撤退はメインすらキツい構成なのに勝てて良かったとも。
アイアンワークスで優勝できてとても嬉しかったと語ってくれました。
慣れた所作で墓地の回収とドローを繰り返す姿がスイスラウンド通して印象的でした。
コンボデッキの性ではありますが、数ある対策カードを乗り越えて優勝されたのはお見事でした。
今回お店の方にも許可を頂き、前回以上にかなり広めのスペースを取って進行いたしましたところ、大変好評頂けたみたいです。
このような声を頂けることで、運営も大変参考になりますし、また励みにもなります。
また反対に、不満だった点や改善点等もお声を頂ければ次回以降へと活かしていきたいと思いますので、お声かけ頂ければと思います。
プレイヤーの皆様により良い環境でプレイして頂けるよう今後も努力して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
そして次回の青馬堂書店矢向店様でのPPTQですが、11月12日(日)を予定しております。
フォーマットをスタンダードで、その他詳細は決まり次第またこちらとHPにてご連絡いたします。
どうもありがとうございました。
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